酸素マスクはまず自分から

セルフケアというのは

自分にとって必要なことを

自分のために

自分でおこなうこと

です。


このセルフケアという言葉は

もともと心理学の領域のものではなく、

この言葉が多く使われる場面は、

実は飛行機の中だったと言われているのだそうです。


飛行中に何か異常が生じ、シートベルトを締め、

酸素マスクがおりてきたとき、

もしあなたが小さなお子さんやお年寄り、体が思うように動かない方と

一緒に乗り合わせていたとしたら、

酸素マスクを誰からはめますか?


子どもからですか?

その次にお年寄り?

自分は最後にはめる?


これらは間違いなのです。


酸素マスクはまず自分からはめなくてはならないのです。

すばやく自分がはめて、

そして、自分でははめられない人にはめてあげるのです。

先にひとにはめてあげている間に

もし自分が力尽きてしまったらどうなるでしょう?

自分ではめられない人は

あなたと運命をともにしなければならなくなります。

自分が酸欠になっていたら

正常な判断もできないし、

ひとを手助けすることもできないのです。


ですから、

「酸素マスクはまず自分から」

なのです。


そういう意味で

「セルフケア」

という言葉が使われるようになったのだそうです。


セルフケアができていないと、

イライラしたり、怒りっぽくなったりしますね。

体調や気分が悪かったり、

心配事があったりして、

つい子どもに大きな声を出してしまった

職場の同僚や後輩に当たるような言葉を言っちゃった

家族に話しかけられてもムスッと黙り込んじゃった


なんてことに覚えがあるのでは?


お腹がすいていたり

睡眠不足でも

イライラすること多いですよね。


援助職は

自分の面倒がみれないと

ひとの面倒はみれません。


自分のことはつい後回しにしてしまいがちですが、

意識してセルフケアの手段を確保するように

こころがけましょうね^^


アロマバスでゆっくりあったまる

お茶を飲みながら好きな音楽をきく

公園や自然の中を散歩する

絵や楽器・文章などで何かを表現する

などなど

ご自分がごきげんになることを。


表現するのいいですね~♪

内面をアウトプットすると爽快感があります。


セルフケアは自分のニーズを満たすためです。

自分で自分のこころのダムをいっぱいにしときましょー。

使ったら補給しときましょー。



☆そうすれば他者のことで(ひとに~してあげた満足感)自分を満たさずにすみますね



子どもが育つ 保育・療育

ひとりひとりの子どもの「内面の育ち」を大切にした発達支援相談と、その子どもたちと日々関わる保育者がいいコンディションでいられるようサポートをおこなっています