たまっていくと、あるときあふれる

春… 花粉症の季節ですね。

あなたは大丈夫ですか?花粉症。

くしゃみに目のかゆみ、鼻ズルズル、頭ボーーッ・・・

不快な時期ですよね。


私も20数年毎年花粉症で不快な春を過ごしてきましたが、

こころのことを学び、セルフワークしたら治っちゃいました。


治るというより「劇的に改善」っていう方が合ってるかな?

少々のクシャミや目のかゆみなどはありますし、

症状がまったくなくなったというワケではありませんので。

にしても、マスクなしで出かけたり、窓をあけてドライブしたり、

春の風を気持ちいい♪ って感じることができてうれしい!

本当に花粉症のストレスは激減しました。


この花粉症。原因は何か?といえば、

ひとつコレ!というものがあるワケではないですね。

いろんな要素が積み重なり関わり合っているのでしょう。

スギがたくさん生えている地域の人がみんな花粉症というわけではないですから。

むしろ、都会の人の花粉症の割合が多かったりする。

排気ガスや食べ物に含まれる添加物など

化学物質の影響も大きいでしょうね。


そして、アレルギーコップというたとえがあるように、

実は何年も前から積み重ねてきているから、

コップの水があふれるように

あるとき突然発症したようにみえるのですね。


更年期障害も同様だと思います。

ある年代になったら、多くの人が同じような症状が出るからそう呼ばれていますし、

その年代に近くなったらみんなそうなると考えがちですが、

積み重ねた年数なんですよね。


食べたものの質や体を冷やすような生活スタイルなど

その人によって違うから一概に「その年齢になったらみんなそうなる」

とは言えないと思います。

実際、子どものときからコンビニに売っているようなものを日常的に食べ、

体を冷やすような服装や生活を好んできた人は、

20代でも更年期障害と呼ばれるような症状と同じようなことが起こります。

逆に、食べ物や生活スタイルに気をつかって体に優しくし続けている人は

その年代になっても症状に悩まなくてすみます。


========☆☆


前置きが長くなりましたが、(前置きやったん)

保育士のストレスや疲れも同じようなことが言えると思うのですよね。


コレが原因!

あの出来事があったから!

ハッキリした何かひとつが原因ではない。

「日々の積み重ね」ですね。


子どもが自分の思うようには動かずイライラ…

保護者がクレームを言ってきてムカッ…

先輩に指摘されて落ち込む…

休みが取れない…

給料は安い…

自分の感情のままに表現できず抑えることが多いですし、

毎日の疲れをゆっくり休んで取る暇もない

給料がもっと高ければそれでも頑張ろうかという気にもなるけれど、

この金額ではむくわれ感もない


そんな思いが日々積み重なって疲れていきます。


そして、あるとき突然体が動かなくなる

職場に行けなくなる

「炎」のつく病気になる(胃炎とか膀胱炎とか…)

ハラハラ涙があふれて止まらなくなる

なんてことが起きます。


「だんだん」積み重なっていくので

気付きにくいんですね。

「園長に言われたあのひとことで私は職場に行けなくなった」

と出来事がハッキリしている

と思っているときでも、

実は日々の積み重ねのところにその出来事があったから

職場に行けなくなる「引き金になった」ということがあります。


出来事はひとつの「きっかけ」にすぎないんですね。

それまでにじゅうぶんな積み重ねがある。


保育士という仕事は、人が相手だからこそストレスが多いんです。

それが仕事の特性だと知っていると、自分の助けになります。

元々そういうものだと思えば、

ストレスためたり疲れて休みたい自分を責めなくてすみますね。


しらずしらずのうちにたまっていくストレス、疲れ。

日々そのままにしておくとある日タイヘンなことになる可能性があります。

一度タイヘンなことになったら、そこから復調するには時間がかかります。

でも、タイヘンなことになる前に必ず体は症状でサインを出してくれているはず。

そのサインに気づけるよう頭とこころが仲良しな状態でいたいものです。


個別相談でその状態をつくるサポートをいたしますよ。^^

しんどくなる前にお声かけくださいね。



子どもが育つ 保育・療育

ひとりひとりの子どもの「内面の育ち」を大切にした発達支援相談と、その子どもたちと日々関わる保育者がいいコンディションでいられるようサポートをおこなっています